韓国の経常収支黒字が経済大国であるドイツと日本を合わせた額よりも多いという(今年4-6月期)。輸出はついに「年間1兆ドル(約158兆円)」時代を迎える見通しだ。当然、成長率も上昇している。うまくいけば年間4%成長も可能だという見通しが出ている。率直に言って、すべて人工知能(AI)ブームがもたらした半導体の超好況のおかげだ。華やかな経済指標は、韓国経済が引き当てた「ロト(宝くじ)」の一面を示している。
同時に、国内外から懸念の声が上がり始めた。あらゆる新技術がそうであるように、AIブームも遠からず下火になるだろうが、その時はどうするのか。国際通貨基金(IMF)は韓国経済について「世界のAI需要に調整が生じた場合、脆弱性も高まる可能性がある」と指摘した。残念ながら、韓国経済には半導体が失速した時に代わりとなる産業がない。