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ブッシュ家「衝撃の変心」…米民主党に大きな追い風

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.10.28 08:54 Googleで中央日報を読み逃さない
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激しい選挙は終盤まで状況が何度もひっくり返る。1週間先に迫った米国の中間選挙も同じだ。野党である民主党の風が激しいが、蓋を開けてみるまではわからない。だが今回の風は違うという話が出る。斬新な人物の登場、お金の流れ、そして共和党主流の心変わりが重なるからだ。



 
何より共和党の票田に登場した民主党候補の面々が尋常でない。テキサス州の上院議員選挙では民主党候補のジェームズ・タラリコ氏が出る。タラリコ氏は長老教神学校で学ぶ州議会議員だ。保守的な宗教信念を前面に出しながらも政治的分裂より共通分母を強調する選挙運動を広げている。共和党の候補はトランプ大統領の絶対的支持を受けるテキサス州司法長官のケン・パクストン氏だ。クック・ポリティカル・リポートが9~13日に実施した世論調査でタラリコ氏は49%、パクストン氏は44%を得た。

やはり共和党が強い地域であるミシガン州の上院議員選挙では民主党のムスリム候補アブドゥル・エルサイード氏が優勢だ。20~23日に実施したレッドボックスリサーチの調査ではエルサイード氏が48.3%、共和党のマイク・ロジャース氏が43.1%を記録した。アラスカ州上院議員選挙では先住民出身の元連邦下院議員メアリー・ペルトラ氏が共和党の現役議員ダン・サリバン氏に挑戦している。

候補ごとに民主党の進歩色を強調するのは同じだ。今回の選挙での違いは伝統的な共和党優勢州で長老教、ムスリム、先住民のような独特な出身背景が注目される点だ。ニューヨーク・タイムズは「民主党が党の伝統支持層を結集するのにとどまらず候補個人の魅力を前面に出し中道層と穏健保守層を攻略している」と指摘した。

選挙状況を克明に見せる別の流れは後援金の逆転気流だ。ニューヨーク・タイムズによると昨年1月から今月中旬まで特別政治活動委員会(スーパーPAC)募金で共和党系スーパーPACが16億ドル、民主党系スーパーパックが8億7700万ドルを集め差が大きい。

だが最近テキサス州など激戦州の候補を助けるための「草の根後援金」が集まっている。両党が連邦選挙委員会(FEC)に申告した資料によると、10月最初の2週間に民主党上院選挙委員会(DSCC)が2800万ドルを集めたが、共和党上院選挙委員会(NRSC)は990万ドルを集めるのにとどまった。

米議会専門メディアのロールコールは「10月最初の2週間の募金実績を分析した結果、激戦州で1人を除き民主党候補全員が共和党候補より多くの後援金を集めた。(民主党候補の)大部分が選挙終盤に使える現金残高も共和党の競合候補より多かった」と報道した。

共和党の元上下院議員と州知事、党指導部出身者ら大物の変心も相次いでいる。テキサス州で共和党大統領を2度排出したブッシュ家が代表的だ。ジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟のニール・ブッシュ氏は20日、交流サイト(SNS)に民主党のタラリコ候補に事前投票したと明らかにした。「トランプと周辺の人たちが共和党に莫大な被害を与えた」としながらだ。ブッシュ元大統領の娘バーバラ氏もタラリコ候補に先月2500ドルの寄付金を出したという。

最近では共和党出身ケン・バック元連邦下院議員とドン・ボルドゥック元上院議員候補がそれぞれコロラド州知事選挙とニューハンプシャー連邦上院議員選挙で民主党候補支持を宣言した。2人は過去に共和党内の強硬保守指向を代表する人物だった。カンザス州でも共和党所属だったマイク・ヘイデン氏とビル・グレイブス元州知事が民主党上院議員候補のアダム・ハミルトン氏支持に出た。

ただ彼らの心変わりは共和党全体の組織的な離脱というよりはトランプ政権の政策に対する反対、候補資質に対する評価、政治家間の個人的不和が複合的に作用した結果だ。CNNは「選挙を控え共和党内部の多様な亀裂があらわれているが、実際の選挙結果に及ぼす影響を計りにくい」と指摘した。

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    米アラスカ州上院議員選挙に出馬した民主党候補のメアリー・ペルトラ氏(中央)が21日、支持者らと写真を撮っている。ペルトラ氏は初のアラスカ先住民出身候補だ。[写真 AP=聯合ニュース]
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