【社説】金を使う考えばかりの韓国政府、フランスの前轍を行こうとするのか
中央SUNDAY/中央日報日本語版2026.10.25 12:10
韓国銀行の申鉉松(シン・ヒョンソン)総裁が韓国政府の放漫な財政政策に対して苦言を呈した。申総裁は22日の金融通貨委員会直後の記者懇談会で、「財政は持続の可能性を常に考えなければならない。一時的財源で持続的な支出増加ができれば戻しにくいだけに国会で厳格に審査しなければならない」とした。申総裁は「来年の予算案には国内総生産(GDP)の影響が大きくない移転支出項目が相当に存在する」ともした。
韓国銀行総裁が政府の財政政策に対し警告性メッセージを出すのは異例だ。景気浮沈が激しい半導体産業の一時的好況だけ見て政府支出を大きく膨らませ景気が急落すれば財政運用が困難になりかねないという現実的指摘だ。半導体好況にともなう一時的超過税収を信じて821兆ウォンのスーパー予算を編成するなど政府の拡張財政基調が今後の韓国経済に大きな負担として作用するだろうという各界の懸念に韓国銀行総裁も加勢した格好だ。