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世界初の火星圏試料採取に挑戦…日本の探査機MMX、打ち上げ成功

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.20 15:49
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火星を周回する小さな衛星「フォボス」から砂や岩石など試料を採取するため日本の探査機が地球を飛び立った。試料を持ち帰るまでに約5年かかる旅となる。

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日午前4時41分、鹿児島県の種子島宇宙センターから火星衛星探査機「MMX」を搭載した「H3」ロケット10号機を打ち上げた。JAXAは、MMXが打ち上げから1時間11分後にロケットから正常に分離し、予定軌道に投入されたと発表した。

 
MMXの目標はフォボスの表面で砂や岩石を採取し、地球に持ち帰ることだ。火星圏の試料採取は米国も中国もまだ達成していない課題だ。2020年に「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料を地球に持ち帰った日本が、今度は探査の範囲を火星の衛星にまで広げた。

開発費は約553億円。全長約5メートル、幅約9メートルで、日本がこれまでに開発した探査機のうち最大級となる。打ち上げ時の重量は約4.5トンで、このうち60%以上を燃料が占める。火星まで移動して衛星に着陸した後、また地球に戻るという長い旅程のためだ。

火星の周囲を回るフォボスがどのように形成されたかは依然として謎に包まれている。宇宙を漂っていた小惑星が火星の重力に引かれたという説や、巨大な天体が火星に衝突した際に飛び散った破片が集まって形成されたという説などがあるが、いずれも推測にすぎない。

科学界では、今回の探査が成功してフォボスの試料を分析できれば、2つの仮説を判別する手がかりが得られると期待している。さらに過去の火星の環境を解明するのにも役立つと考えられる。

MMXは来年8月に火星周辺に到着し、フォボスを観測した後、2029年初めに着陸し、ロボットを使用して試料を採取する予定だ。その後は火星のもう一つの衛星「ダイモス」の近くを通過しながら観測を行う。さらに2030年11月に火星周辺を完全に離れ、2031年7月にオーストラリアの砂漠に試料カプセルを投下する予定だ。

一方、今回の探査には米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)、ドイツとフランスの宇宙機関も参加した。搭載される観測機器13種類のうち4種類を海外の機関が提供した。ドイツとフランスが共同開発した小型探査車は、MMXが着陸する前にフォボスの表面に投下され、地形や地盤の状態を調査する。

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    3時間前
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    火星の衛星フォボスを探査する火星衛星探査機「MMX」を搭載したH3ロケットが20日、鹿児島の種子島宇宙センターから打ち上げられている。[ロイター=聯合ニュース]
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