【コラム】今月、韓国・済州の海から固体燃料宇宙ロケットが打ち上げられる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.01 13:32
初夏の済州チェジュ)南方の会場、大きくうねる波の上に浮かぶ海上発射プラットフォームから、一筋の炎が空へ向かって打ち上げられる予定だ。国防科学研究所(ADD)主導による4回目の固体燃料宇宙ロケットの試験打ち上げだ。
今回の打ち上げは単なる技術実証を超える歴史的な節目にあたる。第1段から第3段までをすべて固体推進体で構成した「フルコンフィギュレーション(Full Configuration)」状態で、ハンファシステムが開発した100キログラム級の小型SAR(合成開口レーダー)偵察衛星を高度500キロの太陽同期軌道へ正確に投入する実戦的な任務だ。打ち上げに成功すれば、韓国は韓半島(朝鮮半島)周辺を監視する独自の低軌道偵察衛星網を、必要な時に稼働させることができる核心的な輸送手段を完全に手中に収めることになる。