【中央時評】期待が失望に変わった500日=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.20 15:34
先週初め、あるメディアの記者から電話があった。李在明(イ・ジェミョン)大統領の就任500日について評価してほしいというものだった。500日という数字に特別な意味があるのだろうかと思い、評価を辞退したが、電話を切ってから考えてみると、500日といえば任期の4分の1が過ぎたことになる。現政権の発足からかなり長い時間が流れたといえる。これだけの時間があれば、初期の試行錯誤を乗り越えて国政運営の枠組みが整い、政策の実質的な成果が目に見え始める時期であるはずだが、率直なところ、依然として安定感をあまり感じられない。
李大統領が何度も関心を示してきた不動産政策では、マイホームの購入はもちろん、チョンセ(高額の保証金を預ける韓国特有の住宅賃貸方式)の住宅を探すことさえ難しくなり、政府と与党が政権の実績としてアピールしてきた株式市場は最近急落した。肯定的な評価を受けていた外交・安全保障分野も行き詰まりつつある。米国との関係は単なる政策上の意見の相違を超えて深刻な亀裂が表面化しており、対北朝鮮政策もミサイル発射や地雷による挑発、侮辱的な談話にもかかわらず、医療機器の支援提案のような実効性のない政策によって国民感情と安全保障の現実を度外視しているとの批判を受けた。就任初期には70%に迫っていた李大統領の世論の支持率は、500日が過ぎた現在、30%台にとどまっている。