中国・ロシアとの陸路を同時に確保した北朝鮮…制裁無力化の懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.17 09:47
北朝鮮がロシアのハサンと羅津(ナジン)を結ぶ豆満江(ドゥマンガン)自動車橋に続き、15日には中国の丹東と新義州(シンウィジュ)を結ぶ新鴨緑江(アムノッカン)大橋を開通させ、中国・ロシア両国にそれぞれつながる大型自動車橋を確保した。これまで鉄道に集中していた国境貿易に道路輸送という新たな選択肢が加わり、北朝鮮の対外貿易量も拡大する見通しだ。北朝鮮がこれを基盤に制裁の無力化を加速させると同時に、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「敵対的な二つの国家」路線を一段と強める戦略を進めるのではとの懸念が出ている。
今回の橋の接続で最も注目すべき点は、鉄道中心だった従来の対外貿易網の軸を自動車輸送に移したことだ。北朝鮮とロシアの間では1953年に建設された豆満江鉄橋(鉄道橋)が唯一の陸上貿易ルートだった。また、北朝鮮と中国の最大の貿易拠点である丹東―新義州間も単線鉄道と連係する中朝友誼橋の深刻な老朽化で貨物輸送に支障があった。しかし今回、中国・ロシア両国との間で往復4車線規模の大型道路橋が相次いで開通し、自動車を利用した物流能力は大幅に改善する見通しだ。