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供給20%減、価格20%上昇…スマートフォンに「ラムマゲドン」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.14 10:25
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メモリー半導体価格が高騰するいわゆる「ラムマゲドン」がスマートフォン市場を襲った。ラムマゲドンはメモリーを意味するラム(RAM)と終末・大災難を意味するハルマゲドンの合成語で、人工知能(AI)データセンター投資拡大により品薄になったメモリー価格がコントロール不能なほど高騰する現象を示す。

市場調査会社カウンターポイントリサーチによると、7-9月期の世界のスマートフォン出荷量は前年同期比20%減少したと暫定集計された。7-9月期基準で2012年以降最低水準だ。メモリー価格急騰と部品供給不足が原因に挙げられる。スマートフォンメーカーが原価負担を販売価格に反映し今年に入って世界のスマートフォン小売価格も約20%上昇したと分析される。

 
サムスン電子は1日に「ギャラクシーS26」シリーズの韓国での出庫価格を発売から7カ月ぶりに引き上げた。基本256GBモデルは125万4000ウォンから140万3600ウォンに約15万ウォン、ウルトラの1TBモデルは約27万ウォン上がった。アップルも先月「iPhone18Pro」シリーズの出庫価格を前作より高く策定し、「iPhone17」シリーズの国内販売価格を上げた。

スマートフォン価格上昇の直接的な背景は、AIサーバー用メモリー需要の急増だ。半導体企業が収益性の高い広帯域メモリー(HBM)とサーバー用DRAMの生産を増やし、スマートフォン用DRAMの供給はギリギリだった。スマートフォンに主に使われる低電力DRAM(LPDDR5X)まで一部AIサーバーに使われ価格が上がっている。市場調査会社トレンドフォースは7-9月期にスマートフォン用DRAM価格が前四半期より8~13%上がると予想した。投資銀行のHSBCは、メーカーが価格上昇前に確保しておいたメモリー在庫が次第に底をつき原価負担がさらに大きくなると予想した。

中低価格スマートフォン市場はメモリー価格上昇の直撃弾を受けた。低価格機種は比較的マージンが少ないが、ターゲット消費者層が価格に敏感で部品価格上昇分を販売価格に反映するのも難しいためだ。価格を上げれば需要が減り、維持すれば収益性が悪化する形だ。

実際に7-9月期に中国シャオミのスマートフォン出荷量は前年同期比30%以上、OPPOとvivoはそれぞれ20%以上減少した。これに対しサムスン電子は「ギャラクシーZフォールド8」の初期販売好調と「ギャラクシーA」シリーズの安定した部品供給により出荷量は3%の減少にとどまった。

シャオミなど一部メーカーは低価格機種の割合を減らし高価格製品の販売に力を入れている。消費者も予算を上乗せして高価格製品を購入したり、スマートフォン買い換えを先送りして中古製品や整備品を求める傾向だ。カウンターポイントは200ドル未満のスマートフォンの年間出荷量が2030年には2025年より約40%減るのに対し、高価格製品は年平均7%成長すると予想した。

サムスン電子にもメモリー価格上昇は「両刃の剣」だ。半導体(DS)部門には好材料だがスマートフォン、テレビ、家電などを担当するデバイス経験(DX)部門には原価負担として作用するためだ。証券業界では7-9月期にDX部門の赤字幅がさらに大きくなったとみている。ハナ証券は2兆1000億ウォン、新韓投資証券は1兆8000億ウォンの営業損失を予想した。

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