【コラム】BTSのグラミー賞ボイコットと映画『オデュッセイア』の恩着せがましい多様性(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.10 11:07
韓国ボーイズグループのBTS(防弾少年団)が来年のグラミー賞をボイコットしたのは、ありふれた芸能界のゴシップではない。大げさに聞こえるかもしれないが、一つの文化史的意味を持つ事件だ。
発端は今年6月、グラミー賞が「ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス」部門を新設し、来年から授賞すると発表したことだ。ファンの間では「BTSに本賞を与えないための小細工」「K-POPを別に囲い込む柵を作った」との不満が出た。先月末、BTSは「地域や言語で区分されるより、音楽そのものとして聴かれ、愛されることを望む」とし、来年のグラミー賞に出品しないと電撃発表した。