北朝鮮の鉄条網が南下、軍事境界線まで80メートルに迫る(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.22 08:09
北朝鮮が軍事境界線(MDL)から80~90メートルの地点まで鉄条網を設置し、地雷埋設のための不毛地化作業もMDLの約5~10メートル手前まで進めていることが分かった。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がMDL一帯を「難攻不落の要塞にせよ」と指示する中、北朝鮮軍は予想以上の速さで南下を進めている。これは北朝鮮の立場から見れば、MDLを南側へ押し下げる効果をもたらすと同時に、非武装地帯(DMZ)を事実上武装化しているとの指摘も出ている。
21日、複数の軍関係者と国会国防委員会の姜大植(カン・デシク)国民の力議員室によると、北朝鮮軍はMDLの北側100メートル以内の区間まで鉄条網を設置した。このように北朝鮮の鉄条網とMDLとの距離が100メートル未満となっている区間は、西部・中部・東部の全戦線にわたって各地に存在することが確認された。北朝鮮が設置した鉄条網がこれほどまでにMDLへ接近している事実が確認されたのは初めてだ。