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韓国造船所、「禁女の壁」破る…国文科出身女性が溶接工なった理由(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.13 11:10
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「白髪が目立つおばあさんだった。生涯、造船所の女工として生きながら一家を支えたという話が印象深かった」。

大邱(テグ)の4年制私立大学韓国語韓国文学科の卒業生。専攻に関連した職場どころか、正社員としての就職も容易ではなかった。契約社員として転々としていたアン・ウンジさん(当時25歳)は偶然クリックしたユーチューブのアルゴリズムに引き込まれ、人生の方向を180度変えることになった。2022年、1年課程の忠州(チュンジュ)ポリテク大学「ロボット溶接学科」に入ったのが始まりだった。10人余りの同期の中ではもちろん、この学校の溶接科に入学した最初の女性だった。

 
先月30日、蔚山(ウルサン)HD現代重工業で会ったアン・ウンジ技師(30)は「女性でも男性でも専門技術を持っていることが重要だと考えて進路を変えた」と語った。ポリテク大学で造船所入社に必要な溶接資格(通常2個)よりはるかに多い6つの資格を取得し、全国溶接技能競技大会の大学部門で銅賞を受けるなど、着実に技術力を高めた。こうして27歳のアンさんはHD現代重工業の技術教育院を成績優秀修了生として卒業し、直営契約社員の採用機会をつかむと、1年間の現場経験を経て正社員になった。

溶接工としてアンさんが最初に配属された部署は「中型船自動化革新部」だ。生産現場で溶接だけをするのではなく、現場に投入される協働ロボットや産業用ロボットの運用安定化を担当する部署だ。簡単にいうと、造船所でロボット溶接が新たに導入できそうな工程を発掘し、現場の熟練工から「こういうものも自動化してほしい」と要望があればそれをロボットの言語に翻訳し、技術陣と意思疎通しながらシステム化する仕事だ。

会社も高齢の熟練者のノウハウをデジタル化できる中間層の人材確保が課題だった。HD現代重工業の関係者は「会社側でも短期間で情熱的に技術を習得した高度な人材を現場に送るのは惜しいという意見が多かった」とし「当時、自動化専任部署の発足を推進中だったこともあり、アン技師が抜てきされた」と説明した。

造船所の生産職が自動化への転換に伴って変化を迎えている。ロボットの運用やデータに基づく品質管理能力も必要になり、デジタル理解度や現場での意思疎通能力などが重要視されることになり、女性人材や若手社員の需要が増えている。

こうした変化の背景には造船業の構造的な労働力不足がある。2016年の造船不況以降、造船所からは若い男性人材が急速に流出した。産業研究院によると、造船業に従事する人が大半を占める「その他輸送装備産業の労働者」の人口構成で、過去8年間に最も大きく減少した年齢層は28~35歳の男性労働者だった。一方、2018年以降に60歳以上で定年退職した労働者はそれほど増えていない。現在の造船業の人材の特徴は、27歳以下の労働者数よりも60歳以上の労働者数の方が多いという点だ。

韓国造船所、「禁女の壁」破る…国文科出身女性が溶接工なった理由(2)

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    韓国造船所、「禁女の壁」破る…国文科出身女性が溶接工なった理由(1)

    2026.05.13 11:10
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    アン・ウンジさんがHD現代重工業の生産現場で移動式溶接協同ロボットを移しながら溶接の品質などを点検している。 [写真 HD現代重工業]
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