原油あふれるイラン、原油高の米国…「どちらが長く耐えるか」の戦いに(2)
◇ウラン濃縮権めぐる「レッドライン」…依然大きい隔たり
双方とも譲歩しない中、膠着状態が続く可能性が高い。ロイター通信によると、イランは4月末に提示した合意案で、「ホルムズ海峡の通航をひとまず再開し、終戦に合意した後、核問題交渉を続けよう」という「先開放・後交渉」方式を提案した。ここには、ウラン濃縮中断に同意しても、平和目的の濃縮権は認めてほしいとの要求も含まれていたという。トランプ大統領は当時、「私が同意できないことを求めている」としてこれを拒否した。