インフレ容認の「サナエノミクス」、高圧経済という名の危険な実験(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.27 14:47
数々の研究にもかかわらず、高圧経済は完全に検証された状態ではない。潜在成長率を高めるという経路は十分に解明されていない。経済の圧力を測定する計器板も不正確だ。失業率は数学的にのみ動くわけではない。雇用制度、企業の雇用慣行、文化的特性の影響を幅広く受ける。
2013年にも日銀は「団塊世代の退職による人手不足で賃金が上昇する」と予測したが、見事に外れた。退職した高齢者や女性が低賃金職種に流入したことで、賃金上昇圧力が分散してしまったからだ。労働市場の構造は、高圧経済を実現しようとしている現在も当時と大差ない。