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「ソブリンAI」元祖が独自性の壁に直面…韓国の国家主導AI選抜事業でネイバーが脱落

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.16 08:57
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国家主導の人工知能(AI)選抜事業で、ネイバー(NAVER)クラウドとNC AIが脱落し、LG AI研究院、アップステージ、SKテレコムの3社の次段階進出が確定した。ネイバークラウドはAIモデルの独自性を巡る論争が、NC AIはモデル性能評価の結果が、それぞれ脱落の要因となった。

科学技術情報通信部は15日、政府ソウル庁舎で独自AIファウンデーションモデル開発事業の1次評価結果を発表した。今回の評価は、ベンチマーク・専門家・利用者評価と独自性分析の二つの軸で行われた。AIモデルの性能を測定するベンチマーク評価と、国内の専門家・利用者評価では、LG AI研究院がすべて最高点を獲得した。一方、NC AIはこれら三つの評価で基準に達せず脱落した。ネイバークラウドが開発したモデルは独自性の基準を満たさなかった。「海外技術に依存しない独自AIモデルを開発する」というプロジェクトの趣旨に合致しなかったという。

 
韓国政府が昨年8月に5つの精鋭チームを選定した当時、ネイバークラウドは有力な最終候補とみられていた。ネイバーは韓国独自のAIモデルの必要性を最も早く主張してきた「ソブリンAI」の元祖であり、国内初の生成AIモデルであるハイパークローバーシリーズを公開した実績があったからだ。

状況が一変したのは、先月末に5チームがAIモデルの1次開発結果を公開して以降だった。ネイバークラウドは、テキストだけでなく画像や音声など複合データを処理できるAIモデルを開発する過程で、中国のオープンソースAIモデルであるQwenの「ビジョンエンコーダー」を使用した。ビジョンエンコーダーは、外部の視覚や音声情報をAIモデル本体が理解できるデータ形式に変換する役割を担う。

中国のビジョンエンコーダーを使用したことを巡り独自性論争が起きると、ネイバークラウド側は「ビジョンエンコーダーはいつでも自社モジュールに置き換え可能で、プロジェクト全体に占める比重も小さい」と釈明した。柳済明(リュ・ジェミョン)科学技術情報通信部第2次官は「オープンソースを戦略的に活用するのは、グローバルAIエコシステムでは当然のことだ」としつつも、「今回のプロジェクトの趣旨や評価委員の意見などを総合した結果、独自性の基準は満たしていないと判断した」と述べた。

これに先立ち、AIモデルの独自性を巡る論争はアップステージとSKテレコムにも浮上していた。しかし、両社はAIモデルの独自性を判断する核心であるAIの学習過程において、海外のオープンソースモデルを使用していない点が認められた。AI業界関係者は「AIモデルの独自性を左右する最大のポイントは、AIが判断を下す際に用いる重み(数値)を自ら作り出したかどうかにある」とし、「評価委員会は、ネイバークラウドの場合、論争となったエンコーダーが重みに影響を与えたと判断したようだ」と語った。

韓国政府は、今回脱落した2社と新たに応募した企業の中から1社を追加で選定する方針も示した。ただしネイバークラウド側は、追加選定への参加について「検討していない」と明らかにした。

次段階への進出を確定させたLG AI研究院など3チームは、モデルの性能をさらに高める方針だ。政府は年末までに最終的に2チームを選定し、グラフィックス処理装置(GPU)など政府支援を集中させ、グローバル水準の独自AIモデルの確立を目指す。

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    2026.01.16 08:57
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    先月30日午後、ソウル江南区(カンナムグ)のCOEXオーディトリウムで開かれた「独自AIファウンデーションプロジェクト」発表会で、来場者がネイバー(NAVER)クラウドの独自AIモデルを体験している。[ニュース1]
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