【中央時評】国家資本主義2.0時代、韓国の選択(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.17 15:59
2025年の世界経済は、かつて自由貿易秩序を前提として機能していた局面とは異なる段階に入りつつある。この変化は一般に「国家資本主義2.0(State Capitalism 2.0)」と呼ばれ、単なる保護貿易主義への回帰というよりも、国家が資本配分、技術標準の設定、サプライチェーン管理といった核心領域において、より積極的な役割を果たし、技術主権と経済安全保障を管理する流れとして理解することができる。新型コロナウイルスのパンデミック、ウクライナ戦争、米中戦略競争を経て明らかになったグローバル・サプライチェーンの脆弱性や核心技術への依存リスクは、市場メカニズムだけでは管理が難しいという認識を広げ、主要国は戦略産業を中心に国家介入の方式と範囲を再設計している。
国家資本主義2.0の特徴は、介入の強度ではなく、その方式の変化にある。国家資本主義1.0が、戦後の発展国家体制としてフランスの国有化や日本の高度成長期における国営企業・政策金融のように、国家が直接、生産や雇用、資本蓄積を主導したのに対し、国家資本主義2.0は、民間企業中心の市場構造を維持しつつ、規制、資本政策、補助金の条件設計を通じて、市場の作動方向を政策目標に沿うよう誘導する。ロンドン大学(UCL)のマリアナ・マッツカート教授は、『企業家としての国家』や『ミッション・エコノミー:国×企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた』において、これを技術や産業の方向性そのものを設定するミッション志向型の国家介入として説明している。