【コラム】政治が復活させた東京、政治に病むソウル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.10 13:07
「政治に揺れていれば今日の東京はなかった」。日本の建築家で東京の旧都心再開発に関与した安昌寿氏が2020年、メディアのインタビューで語った言葉だ。宗廟一帯の世運(セウン)地区開発をめぐりソウル市と中央政府が対立している、いわゆる「宗廟大戦」を見ながら、この言葉を思い出した。ソウルはどうか。政治に揺れるどころか、振り回されて久しい。
安昌寿氏が言及した「今日の東京」とは、「失われた10年」間に衰退した都心の華麗な復活だ。日本の政治と行政、民間が手を取り合って成し遂げた。小泉純一郎首相が2001年に就任して都市再生特別措置法を通過させながら桑田碧海が始まり、このエンジンは2009年に民主党に政権交代した時も消えなかった。政権は交代しても政策が変わらなかったことで東京は生き返った。先月、東京を「世界で最も裕福な都市」1位に選定したあるメディアは「東京の能力は他の都市と比較できない」と評価した。