<創刊企画「大韓民国トリガー60」㊹>韓国戦争のときも熱かった教育熱…経済大国をリードする「産業戦士」たちを生んだ(1)
今年、韓国の経済成長率は1%を下回る見通しだ。国際通貨基金(IMF)や韓国銀行など、国内外の主要機関の予測だ。成長率0%台というのは、歴史的に見れば珍しいことではない。世界は1700年代末まで数百年にわたり、年平均0%台の「ゼロ成長」を続けていた。英国の経済学者マルサスは1798年の『人口論』の中で「食糧生産より人口の増加速度のほうが速いため、経済は人々がやっとの生活をする貧困水準で停滞するだろう」と主張した。
しかし、マルサスの憂鬱な予言は英国から外れ始めた。1700年代後半に産業革命が起きたのだ。英国は千年にわたるゼロ成長を破り、「プラス成長」にエンジンをかけた。その後、成長の波は米国・欧州・日本などに伝播し、ついに1960年代初め、韓国に上陸した。特に韓国は、長期成長率が年平均8~9%台へと一気に跳ね上がり、これまでのどの国も成し得なかった超高速成長を続けた。