<創刊企画「大韓民国トリガー60」㊸>中学生は解放、高校生は地獄へ…江南8学区の序幕(1)
朴正熙(パク・ジョンヒ)政権の多くの政策のうち進歩派も高く評価するものがある。国民学校(現小学校)時代から直面する「入試地獄」から幼い生徒を解放した教育政策だ。1960~70年代初めまで「入試地獄から子どもを救出しよう」「勉強奴隷から解放して国民学校の児童に笑いを与えよう」などのスローガンとともにキャンペーンが行われた時代だった。
李承晩(イ・スンマン)政権当時の義務教育の実施で50年代後半、進学年齢の児童はほとんど全員が国民学校に入学した。中学校が不足する中、進学する児童が急増し、自然に入試競争が生まれた。当時の教育熱は現在にも劣らず、私教育ブームが社会問題になったりもした。