<創刊企画「大韓民国トリガー60」㊷>「早く早く」高速成長の陰…安全も同時に崩れた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.21 11:10
◇大韓民国「トリガー60」㊷ 聖水(ソンス)大橋の崩落と災害社会
ちょうど31年前の1994年10月21日午前7時38分、ソウルの城東区(ソンドング)と江南区(カンナムグ)をつなぐ聖水大橋の中央部48メートルの上部構造が突然崩れ落ちた。橋を渡っていた市内バスなど6台の車両が一瞬のうちに川に落下した。登校途中だった舞鶴女子中・高等学校の学生9人を含む市民32人が命を失った。人々は「見た目には何の問題もなさそうだった橋が、どうして一夜にしてこんなふうに崩れるのか」と衝撃を隠せなかった。当時のメディアはこの事故を「国家インフラ崩壊への警鐘」と報じ、社会全般に蔓延した安全不感症を厳しく指摘した。