韓国総合株価指数、初の3600超…「エブリシングラリー」加速(2)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.10.11 10:14
◆流動性拡大…「株価急落」警戒も
こうした乖離の中、投資家の形態も変わった。未来アセット証券のソ・サンヨン研究員は「You only live once(人生は一度きり)投資が蔓延していて予測が不可能な市場」と診断した。こうした短期収益追求が広がり、ピーク追跡戦略、レバレッジ投資、ミーム株が頻繁になり、その時のイシューによって暴騰銘柄が変わる状況だ。企業の業績やファンダメンタルズに基づく見方は力を失っている。ウォール街でもラリーが特定テーマを中心に広がる場合、リスクが高まると警告する。クリアブリッジ・インベストメンツのジェフ・シュルツ投資戦略家は「今の株式市場ラリーは安堵感を与えるが、持続の可能性には疑問がある」とし「ポートフォリオを配当成長株および多様なセクターに分散するべき」を勧告した。