韓国軍、戦車はあるが操縦副士官がいない…「訓練では隣の部隊から借りてくる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.10 09:45
大韓民国の国軍が揺らいでいる。「軍隊の脊椎」と呼ばれる副士官が減っているからだ。特にきつくて訓練が多い戦闘兵科を志願する副士官が急減した。兵役資源の減少による戦力の空白を副士官ら幹部で埋めるという政府の「国防改革」に支障が生じるという懸念が強まっている。
国会国防委員会の林鍾得(イム・ジョンドゥク)国民の力議員によると、昨年、陸・海・空軍はすべて副士官任用目標を満たせなかった。陸軍は約6500人の任官を目標としていたが、実際の任官副士官は2390人(36.8%)だった。海軍は1650人を目標に860人任官(52.1%)、空軍は1550人を目標に1300人任官(66.5%)だった。