他国は90キロ飛行して戦車を破壊するが…自爆ドローン210種のうち韓国産はゼロ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.12 09:03
今年3月、当時のデビッド・バーガー米海兵隊司令官は「自爆ドローン」の価値を次のように評価した。「歩兵が初めて砲兵の射程距離の向こう側の標的まで精密に打撃できるようになった。地上軍の手に航空力(power of air wing)が与えられた」。歩兵が攻撃ヘリコプター・空軍機を保有するのと似た効果があるという意味だ。米バード大学のドローン研究センターは「世界各国の自爆ドローンが2017年の8カ国・35種から2023年には32カ国・210種に急増した」と分析した。
ウクライナ戦争は歴史上「自爆ドローン」が最も大規模に運用された事例として記録されるだろう。米国がウクライナに支援した自爆ドローンはフェニックスゴースト、スイッチブレード、アルティウスなどだ。ロシアはイランのシャヘド136を大量導入し、自国産ランセットの生産量も3倍まで増やしている。しかし韓国軍の自爆ドローンはこうした世界的な発展傾向と速度に追いついていない。