韓国ブームに乗る食品・ビューティー企業、「欧州ビジネス」で躍進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.10 08:44
韓国の食品・化粧品企業が欧州市場進出に向けて本格的に動き出している。Kコンテンツブームをきっかけに、欧州でラーメンや韓国式餃子(マンドゥ)など韓国式インスタント食品の消費が急増し、Kビューティー需要も高まっているため、欧州が新たな有望市場として浮上しているからだ。
10月9日、韓国の食品業界によると、主要食品大手が欧州に法人や工場を設立していることが分かった。CJ第一製糖はハンガリー・ブダペスト近郊のドゥナヴァルシャーニに1000億ウォン(約110億円)を投じ、サッカー場16面分にあたる規模(11万5000平方メートル)の「ビビゴマンドゥ工場」を建設している。2026年下半期から韓国式餃子を生産し、欧州に供給する計画だ。