今年すでに9兆4000億ウォンの大ヒット…世界の舌をとりこにしたKフード、栄光の1位は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.06 13:06
「Kフード」ブームが熱い。韓国の農林畜産食品部によると、今年1月から8月まで集計された農食品輸出額は67億1500万ドル(約1兆28億円)で、前年比5.1%増加し、過去最高を記録した。最近では、グローバルOTTプラットフォームNetflix(ネットフリックス)で配信された韓国ドラマ『暴君のシェフ』が世界的な話題を集めている。作中に登場するパジョン(チヂミ)、コチュジャンバタービビンバ、ほうれん草のテンジャンスープ(味噌汁)、烏骨鶏のサムゲタンなどが人気を呼び、ティックトック(TikTok)やインスタグラム(Instagram)などのSNS上では、海外ユーザーが自ら調理に挑戦する動画が相次いで投稿されている。
2010年に「韓食財団」として発足し、韓食レシピの開発や教育、広報に力を入れてきた韓食振興院のイ・ギュミン理事長は、最近のKフード旋風について「韓食はもはや特定の国の伝統料理にとどまらず、世界の美食舞台の中心に立っている」と評価した。以下、イ理事長の一問一答。