【コラム】習近平・金正恩、祝杯をあげたが考えは違う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.08 16:08
中国を孤立させようとするトランプ米大統領の試みは失敗した。先週、戦勝節80周年行事で中国の習近平国家主席はロシア・北朝鮮の首脳と天安門の楼上に並んで「反西側首長」イメージを固めた。竜のアジア支配を防ぐべき象インドのモディ首相もこれに先立って開催された上海協力機構(SCO)首脳会議に現れた。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は「トランプ大統領が真摯にならなければ敵対勢力との銃撃戦で敗れるだろう」と警告した。習近平は「陣営対立といじめ行為に反対する」とし「世界貿易機関(WTO)を核心とする多者貿易体制を支持する」と宣言した。戦いはトランプが仕掛けたが、勝負は習近平側に傾いている。終わりのない混沌の時代だ。
執権後初めて多者外交の舞台にデビューした北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長も勝者のように見えた。習近平は金正恩との首脳会談で非核化に言及しなかった。韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化と平和協定締結を同時に推進する「双軌並進」路線を放棄して北朝鮮の核を容認する信号という解釈が出てきた。金正恩の支援を受けたプーチンは事実上、北朝鮮を核保有国と認定してきた。トランプも脈絡なく北朝鮮を「核保有国(nuclear power)」と呼んできた。もう金正恩は非核化どころか核軍縮の見返りとして在韓米軍の撤収を要求するだろう。