【社説】李大統領の3段階非核化論、北核容認の結果はいけない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.22 16:03
李在明(イ・ジェミョン)大統領が韓日首脳会談を控えて日本メディアのインタビューで、北核解決策として「3段階非核化論」を初めて提示した。新政権の北核政策目標を韓半島(朝鮮半島)非核化に設定し、第1段階は北朝鮮の核・ミサイル凍結、第2段階は縮小、第3段階は完全な非核化到達とするロードマップだ。完全な非核化はすぐには難しい現実を考慮した苦肉の策だが、北朝鮮の核保有を容認する結果につながるという懸念もある。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は非核化の考えがないとことを何度か明らかにし、むしろ核兵器の小型化・多種化に没頭してきた。こうした状況で完全な非核化と体制の保証を一度に交換する「ビッグディール」は事実上不可能だ。しかも2022年のウクライナ戦争以降、中国とロシアが北朝鮮制裁の国際社会の連携から離脱したため、制裁と圧力で北朝鮮の非核化を引き出すのは容易でない。李大統領の3段階提案がこうした状況を考慮したものであるのは明らかだ。