<創刊企画「大韓民国トリガー60」⑮>李秉喆会長の東京宣言、「半導体コリア」を磨く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.04 13:02
半導体を省いて現在と未来を語ることができるだろうか。コンピュータやスマートフォンだけでなく、クラウドや人工知能(AI)など、いずれも半導体がなくては夢見ることもできない技術だ。このところ米国が自国の半導体事業に集中投資する背景だ。韓国は言うまでもない。輸出の20%が半導体だ。KOSPI200株価指数で半導体銘柄が占める時価総額の割合は35%に達する。韓国は特にメモリー分野で世界1位の座を20年以上にわたって守り世界的供給網の核心軸となった。最近の米国との関税交渉の際に「韓国の半導体供給パワーが交渉のテコとして作用した」という分析もある。韓国はどのようにして半導体強国になったのだろうか。
1979年10月26日、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領殺害という途轍もない事件が起きた日、彼らは夜を徹して報告書を作っていた。李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスン会長の指示を受けてのことだった。李会長の質問は、「半導体にはどんな種類があるのか」というものだった。報告書を作成した人たちの1人が後にサムスン電子で最高経営責任者(CEO)を務めた李潤雨(イ・ユンウ)元副会長だった。