100年ぶりに日本から韓国に戻ってきた「観月堂」…続く悲運の歴史ミステリー(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.25 10:46
歴史の痛みを秘めた朝鮮時代王宮の祠堂建築物「観月堂(クァンウォルダン)」が日本に搬出されて約100年ぶりに約5000点の部材(構造物の主要材料)に解体されて韓国国内に戻ってきた。切妻の瓦屋根に正面3間、側面2間(約54平方メートル)のこの平屋(高さ5.1メートル)の木造建物は日本の有名寺院「高徳院」で国宝「鎌倉大仏」の裏に隠されていた。2000年代以降、韓国返還問題をめぐって曲折があり、韓日国交正常化60周年を迎えた今年、実を結んだ。
国家遺産庁と国外所在文化遺産財団は24日、ソウル景福宮(キョンボックン)内の国立故宮博物館でメディア公開会を開き、前日、高徳院の佐藤孝雄住職(62)との約定を通じて観月堂の部材を正式に譲り受けたと明らかにした。1924年、朝鮮殖産銀行が日本の実業家である杉野喜精(1870~1939、山一證券初代社長)氏に建物を贈与して101年ぶりのことだ。当時、殖産銀行はこの建物を借金の担保物として持っていたという。