【社説】在韓米軍縮小説の余震…トランプ向け安保戦略を講じるべき
ウォールストリートジャーナルの「在韓米軍縮小検討」報道を韓米両国の国防部が否認したが、その波紋は消えていない。トランプ米大統領は24日(現地時間)、米国の陸軍士官学校ウェストポイント卒業式で「米国がすべての国を防御する日は終わった。米国を優先するべき」と述べた。トランプ大統領は「米国や同盟が脅威を受ければためらわず武力を使用する」と話したが、米国の利益になってこそ同盟が作動するという点を明確にしたのだ。
これに先立ちトランプ政権は「同盟国の安保は自ら責任を負うべき」(臨時国家防御戦略指針)と主張した。米国が中国牽制のために在韓米軍の海外派遣を検討しているという観測も無視できない。ブランソン在韓米軍司令官も15日、在韓米軍駐留の焦点は北朝鮮撃退だけでなく中国牽制にも置かれていると明らかにした。米国はすでに血盟と民主主義の価値共有を土台にした伝統的な韓米同盟の性格を変えようとしている。何よりもトランプ大統領は韓国を「マネーマシン」と呼び、韓米の軍事協力分野でも計算機を突きつけると予告した。韓国に新政権が発足すれば、米国は直ちに請求書を出して波状攻勢をかける可能性が高い。伝統的で強固な韓米同盟を希望する韓国とトランプ政権は同床異夢となるかもしれない。