「再生可能エネルギー大国」スウェーデンも45年ぶりに原発…「脱原発」をたたむ欧州
「脱原発」を叫んでいた欧州の原発への回帰の動きが活発になっている。「再生可能エネルギー大国」とされるスウェーデンが45年ぶりに新規原発の建設に乗り出し、ベルギーも22年ぶりに脱原発政策を廃棄した。ウクライナ戦争でエネルギー安保の重要性を痛感したうえに、炭素中立を実現するための現実的な代案として原子力に注目しているためだという分析だ。
ロイター通信によると、スウェーデン議会は21日(現地時間)、新規原発建設の資金を支援する法案を可決した。スウェーデン政府は5000メガワット規模の原発4基、または同規模の小型モジュール炉(SMR)を建設し、2035年から稼動する計画だ。スウェーデン原発計画委員会は、新規原発建設に約380億ドル(約5兆4700億円)がかかると推算した。