「韓国は中日の間の空母…在韓米軍、北朝鮮の撃退だけが焦点ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.17 08:18
ザビエル・T・ブランソン在韓米軍司令官が中国牽制(けんせい)のための韓国の立地的重要性を強調して「韓国は日本と中国本土の間に浮いている島または固定された空母のようだ」と話した。台湾海峡など有事の際に、在日米軍はもちろん在韓米軍の投入の可能性を排除しなかった発言だが、在韓米軍司令官がこのように直接的に在韓米軍の役割変更の必要性に言及したのは事実上初めてだ。
ブランソン氏は16日(現地時間)、ハワイで開かれた米陸軍協会(AUSA)太平洋地上軍(LANPAC)シンポジウムで「北京と最も近い(米国)同盟の存在」と韓国の地政学的位置を評価した。韓国が中国、日本の間の「島」または固定された「空母」のようだと話したブランソン氏の比喩は、米軍が対中措置に出る場合、在韓米軍が最も迅速に動くことができる戦力という意味としても解釈が可能だ。中国牽制のために在韓米軍の存在が不可欠という意味でもある。