韓国内需の冷え込みこれほどだったか…昨年の小売り販売21年ぶりの減少幅
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.04 09:26
内需沈滞が続いた昨年の韓国の小売り販売が過去初めて3年連続減少を記録した。12月の非常戒厳事態で国民生活と密接なサービス業分野が直撃を受けた。民生回復は遅くなり輸出が鈍化する兆しが現れる中で内需指標のあちこちに寒波が巻き起こった状況だ。
韓国統計庁が3日に発表した「2024年年間産業活動動向」によると、昨年の財貨消費を示す小売り販売額指数は前年より2.2%下落した。小売り販売は2022年にマイナス0.3%で下落に転じた後、2023年にマイナス1.5%と下落幅が拡大している。小売り販売が3年連続で減ったのは1995年に関連統計を作成し始めてから最長記録だ。昨年はまた、カード問題が発生した2003年のマイナス3.2%から21年ぶりの大幅な下落を記録した。