「国際秩序を維持してきた米国のリーダーシップが揺らぐ」…韓日豪カンファレンス(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.20 11:58
李淑鍾(イ・スクジョン)EAIシニアフェロー(成均館大特任教授)の司会で行われた第1セッションで、参加者がトランプ政権での世界安保地形の再編について討論した。各セッションに韓国、日本、オーストラリアの学者が出席し、3カ国の立場から眺めた国際情勢について話した。
まず自由世界の指導者を自負する米国の役割変化について議論が進められた。全在晟(チョン・ジェソン)EAI国家安保研究センター所長(ソウル大教授)は「米国が維持してきた覇権の枠を外し、対外政策を一般的な強大国レベルで調整していけば、過去のシステムと根本的な軸が揺れる」と分析した。また「トランプ氏は米国の核心利益が脅かされない地域からは手を引こうとしている」と話した。