「韓国は金持ちじゃないか」計算機手にしたトランプ氏、最初にひっくり返す合意は[トランプ当選](2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.07 11:35
その上大統領選挙キャンペーン中に「金正恩(キム・ジョンウン)とうまく過ごした」と強調し続けてきたトランプ氏が帰ってきて北朝鮮の金正恩国務委員長とトップダウン式の直接交渉をまた試みる可能性が相当にあるという見方が出ている。
ただ金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は9月にあるフォーラムで「トランプ氏は北朝鮮との首脳会談に意欲を見せるかもしれないが、スモールディール(核凍結や長距離ミサイルだけ除去し制裁緩和などの補償を提供する合意)をしたりはしないだろう」との見方を示した。2019年2月のハノイでの交渉決裂の学習効果があるという理由からだ。実際に「生まれながらの交渉家」と自負するトランプ氏が決裂で終わった当時の会談より北朝鮮への要求を下方修正したりはしないだろうという見方も多い。