金正恩氏、さらに強い打撃力を誇示…「怪物」火星18型より大きい新型ICBM撃つ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.31 17:29
北朝鮮は通常、ICBMを平壌の順安(スナン)国際空港から発射したが、今回は順安空港ではない平壌周辺の某所だったという。韓国軍が昨年12月の火星18型発射時のように田畑の未舗装道路など意外な場所からICBMを撃つ場面を演出したとみる背景だ。これは先月金委員長の現地指導で初めて公開した12軸移動式発射台の安定性だけでなく機動性まで誇示したとみることができる。
北朝鮮が火星18型の個別機動前頭部(MIRV、多弾頭)分離実験をした可能性も提起されるが、韓国軍はこれに対しては追加分析が必要だという立場だ。多弾頭技術関連の試験発射でなく、弾頭重量と大きさだけ拡大したのなら、既存の火星18型に対する弾頭部の技術的完成度と精密性を高めるよりは火力を強化したICBMを新たに公開するという象徴的意味を強調しようとすることが北朝鮮の目的かもしれない。