北朝鮮の憲法にも根拠なし…「金正恩の責任」避けようと「密かに派兵」
北朝鮮が25日、外務省のキム・ジョンギュ・ロシア担当次官を通して北朝鮮軍のロシア派兵を事実上認めた中、北朝鮮の憲法などに今回の派兵に関する明示的な根拠はないことが把握された。内部的に一定の手続きを踏んだ可能性はあるが、自国民を死地に派遣する状況に関して最小限の法的根拠もないということだ。北朝鮮が派兵事実を国内で知らせていない中、派兵の最終決定権者である金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が責任を回避するのにこうした点を活用していると専門家らは分析している。
中央日報が29日、関連専門家らと共に北朝鮮社会主義憲法(2019年8月改正)を分析した結果、派兵関連条項は全くなかった。朝ロが6月の平壌(ピョンヤン)首脳会談で締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」(朝ロ協力条約)批准を通じて事後の正当性を確保しようとするのも、こうした派兵関連の法的根拠が不備である点を意識したものとみられる。