「その時間は私たちが決めるのではない」…韓国にボール渡した北朝鮮の狙い(1)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が、平壌(ピョンヤン)上空に韓国無人機が浸透したという主張を繰り返しながら「惨事」と「戦争勃発」などと云々した。無人機の実体をめぐる疑問が増幅する中、北朝鮮は異例にも「鉄面皮な大韓民国の民族」により平壌上空に穴が開いたというニュースを対内的にも報道した。これを北朝鮮住民の対南敵がい心を強めるのに活用する一方、対南挑発の名分にする狙いがあると分析される。
金与正副部長は12日夜の談話で「軍部がしていないからといって厚かましくもわが国家に対する重大主権侵害行為を無難に済ませ、国際社会の憂慮の視線を避けることができると考えているのなら、それは誤算」と主張した。韓国軍が「北の主張に対する事実関係を確認することはできない」と公式立場を出したことに対しては、「《確認することはできない》主権侵害挑発が繰り返されても、それが戦争勃発に続いても、自分たちにはいかなる責任もないということを公開的に宣言したのと同じ」と皮肉った。「私たちの首都の上空で大韓民国の無人機がまた発見されるその瞬間、ぞっとする惨事が必ず起こるはず」としながらだ。