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<サッカー>「洪明甫号」初勝利に寄与した「キャプテン」孫興慜「毎試合『人生最高の競技』になるよう最善尽くす」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.11 13:50
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10年ぶりにサッカー韓国代表の指揮棒を握った洪明甫(ホン・ミョンボ)監督に初勝利を贈った「キャプテン」孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)が「毎回人生最高の競技ができるよう最善を尽くす」と覚悟を表した。

韓国代表は10日(日本時間)、オマーン・マスカットのスルタンカブーススタジアムで行われた2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選B組第2戦に臨み、1得点2アシストをマークした孫興慜の活躍などでオマーン代表に3-1で勝利した。2014ブラジルW杯を最後に退いて以来10年ぶりに選任された洪明甫監督の体制でつかんだ韓国代表チームの初勝利だ。

 
韓国代表は5日にソウルW杯競技場で行われたパレスチナ代表との第1戦で0-0で引き分けた。デビュー戦で引き分けた洪監督はオーマン戦では必ず勝たなければならないという負担感があった。左サイドの前方でフル出場した孫興慜は試合後のインタビューで「勝ち点3を獲得することが最も重要だ。今日のように難しい試合で勝ち点3を取れて本当にうれしい」と明らかにした。

「勝利はいつもうれしい」という孫興慜は「勝利するには多くの犠牲と努力が伴うが、今日は選手全員がそのような面で一つになって良い結果を得ることができたと思う」と話した。続いて「毎回、最高の競技を見せることができるように、また人生最高の競技ができるように最善を尽くして頑張る」とし、2026北中米W杯本大会に到達するまで緊張を緩めないという覚悟も表した。

さらに「アジアのチームが本当に発展し、同じアジアの人として誇りに思う。このようにレベルの高い試合ができてうれしい」とし「自分たちもさらに努力しなければいけない部分がある。持てる力を100%出し切らなければいけない」と強調した。孫興慜はこの日のゴールでAマッチ49得点となった。韓国男子選手の歴代Aマッチ得点3位だ。50得点で歴代2位の黄善洪(ファン・ソンホン)に1点差に迫った。黄善洪は2002韓日W杯で韓国の4強神話に寄与したストライカーだ。孫興慜は残りの試合で1得点すれば黄善洪と並び、2得点すれば単独2位となる。

現在、韓国人Aマッチ最多得点者は車範根(チャ・ボムグン)元監督だ。大韓サッカー協会の記録では車元監督はAマッチ58得点となっている。このうち国際サッカー連盟(FIFA)が認めるAマッチ得点は55得点。今年のAマッチはまだ6試合が残っているだけに、孫興慜が年内に車元監督を抜いて最多得点者となる可能性もある。

韓国の男女選手を合わせると池笑然(チ・ソヨン、シアトル・レイン)が71得点で最多得点者だ。孫興慜はこの日の出場でAマッチ最多出場順位でも車範根、洪明甫(共に136試合)、李雲在(イ・ウンジェ、133試合)に続いて4位タイ(129試合)となった。

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