韓国の未来 「老いた日本」の教訓(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.13 15:51
日本は世界で最も「老いた国」だ。法的高齢者年齢の65歳以上の比率が29.1%(2023年基準)にのぼる。韓国は19%だ。しかし韓国は日本より高齢化ペースが速く、2045年ごろには高齢者人口が全体の37%を超えて日本を上回るという見方が出ている。引退後に暮らす期間が過去に比べて長くなったが、金利は低いため、貯蓄がなくなるケースが多い。貧しく長く暮らさなければいけない「長寿リスク」が恐ろしい理由だ。老いた日本は韓国の未来だ。我々よりも先に高齢社会を迎え、数年間にわたり超低金利を維持した日本は、長寿リスクにどのように対処しているだろうか。また、似た環境にある韓国の引退予定者はどう備えるべきなのか。
こうした質問の答えを得るため、韓国と日本の年金専門家が会った。日本企業に確定拠出年金(DC)を導入するのに率先してきた確定拠出年金総合研究所の秦穣治理事長、信栄証券で資産管理(WM)と資産配分部門を総括しているキム・デイル副社長だ。2人の専門家に高齢化・低金利時代の投資方法について尋ねた。