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ウクライナ「ロシア本土1000平方キロメートル掌握」…プーチン氏「追い出して制圧する」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.13 07:52
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ウクライナ軍は、ロシア本土奇襲から1週間目を迎えた12日(現地時間)、境界地域のクルスク州1000平方キロメートルを掌握したと主張した。これに対してロシアのプーチン大統領は「敵を領土から追い出して制圧せよ」と指示を出した。



 
ロイター通信によると、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官はこの日の参謀会議で「クルスク地域で攻撃作戦を継続している。現在ロシア連邦領土約1000平方キロメートルを統制している」と話した。1000平方キロメートルはソウル市の面積(605平方キロメートル)の1.65倍に該当する。

クルスク州のアレクセイ・スミルノフ州知事代行はこの日、ウクライナが40キロの戦線にわたり、ロシア領土内の12キロに進入し、合計2000人余りが暮らしている28個の村をウクライナ軍が統制していると話した。ウクライナのゼレンスキー大統領は会議の動画をX(旧ツイッター)に投稿して「すべての将兵と指揮官の弾力的かつ決断力ある作戦に感謝する」と記した。

ゼレンスキー氏は▽作戦地域内の人道主義的計画の樹立▽自国民捕虜帰還のための戦略▽四方から長距離武器使用の承認を受けるための措置--を指示したと付け加えた。

ゼレンスキー大統領は別途の演説で、6月1日以降ロシア軍がクルスク州と接するウクライナのスーミ州をほぼ2100回攻撃したとし「ロシアは他の国に戦争を持ち込み、いまやその仕返しを受けている」と話した。

◇プーチン氏「ウクライナ、交渉で優位になるために本土挑発…追い出す」

ウクライナ軍のロシア本土攻撃が1週間続き、ロシアのプーチン大統領が再度直接会議を主宰した。

タス、ロイター通信によると、プーチン氏はこの日モスクワ郊外のノボ・オガリョボでクルスクなど境界地の状況に関する会議を開いて「敵を領土から追い出して制圧し、安定した国境安保を保障することが主な任務」と指示した。

また、ウクライナが今後平和交渉で優位を占めてロシア軍の自国領土攻撃を中断させる一方、ロシア社会を不安定にさせるために本土攻撃に出たと主張した。

本土襲撃に関連し、プーチン氏が直接主宰した会議は7日、9日に続き今回が3回目となる。

プーチン大統領はウクライナの挑発で多くの犠牲者が出たとして「敵は明らかに妥当な対応を受けるであろうし、我々が直面したすべての目標は疑いの余地なく達成されるだろう」と明らかにした。

ウクライナは6日から国境を越えてロシア本土のクルスクで攻勢を行っている。ロシアの撃退作戦にも、1週間にわたり交戦が続いている。

ウクライナの本土攻撃について、プーチン氏は今後交渉で有利な位置を占めるために西側の助けを受けて挑発していると評価した。

あわせて「民間人と民間インフラを攻撃し、原子力発電所施設を脅かす者と何の交渉ができるだろうか」とし、平和交渉が難しくなったことを示唆した。

ロシア国防省はウクライナ軍撃退のために追加兵力と軍事装備が投入されていると明らかにした。また、この日ロシア軍がドネツィクのリシチネ村を掌握し、先月だけでドネツィクで19個の村を「解放」したと強調した。

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