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韓国、パリ五輪選手の活躍で国際大会誘致へ…地方自治体が準備

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.06 15:55
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2024パリオリンピック(五輪)射撃エアライフル部門で大邱(テグ)体育高所属のパン・ヒョジン選手(16)が金メダルを獲得すると、大邱市が国際射撃大会を誘致する準備を始めた。大田市(テジョンシ)はフェンシング競技場の名称に金メダリストのオ・サンウク選手の名前を入れることにした。各地方自治体が五輪でメダルを獲得した縁故選手を体育インフラ拡充と地域広報に活用している。

◆大邱市「射撃国際大会誘致を推進」

 
大邱市によると、5日、金善照(キム・ソンジョ)大邱市行政副市長らが北区金湖洞(クムホドン)の大邱国際射撃場を訪問し、全般的な射撃施設の状態を点検した。今回の点検は洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱市長の指示によるものだ。先月29日、パリ五輪でパン選手が女子10mエアライフルで金メダルを獲得した。これを見た洪市長はフェイスブックに「夏季五輪100個目の金メダルの主人公はパン・ヒョジン選手」とし「250万人の大邱市民と共に快挙を祝う。この機会に大邱射撃場も施設を補完し、世界大会を誘致できるように準備する」と投稿した。

大邱国際射撃場は2008年開場当時、国内で最大規模だった。しかし国際大会を開催するにはいくつか施設不足していることが把握された。障害者施設も不足している。大邱国際射撃場内には障害者移動経路があるが、傾斜路が高かったり通路が狭かったりし、射撃台が非障害者を中心に作られているなどの指摘がある。大邱市は今回、大邱国際射撃場施設補完にかかる総事業費を190億ウォン(約20億円)と推算した。文化体育観光部など関係部処を訪問し、事業の必要性を積極的に説明して国費を確保することにした。

大邱市は全般的な施設改善をし、2027年世界射撃選手権大会(2年周期)、2030年障害者世界射撃選手権大会(4年周期)など各種世界大会を誘致する計画だ。

◆大田市長「オ・サンウク・フェンシング競技場を建設」

これに先立ち大田市は今回の五輪で最初の金メダルを獲得したフェンシング韓国代表のオ・サンウク選手の名前が入ったフェンシング専用競技場を建設すると明らかにした。李荘雨(イ・ジャンウ)大田市長は先月29日の業務会議で「今回の五輪でオ選手はグランドスラムを達成する歴史を築いた」とし「大田のオ・サンウク選手が五輪で最初の金メダルの主人公になったことを市民と共に祝う。オ・サンウク選手に(今回の五輪で)金メダルを獲得すれば新しく建設する競技場の名称を『オ・サンウク・フェンシング体育館』にすると約束した」と述べた。

大田市によると、フェンシング競技場は2027年忠清(チュンチョン)圏夏季世界大学競技大会(旧ユニバーシアード)に合わせて建設する。現在、東区のヨンウン国際プール駐車場の敷地を含めて2カ所が競技場の候補地に挙がっている。大田市は今年末に候補地を決定した後、2027年までに工事を終える計画だ。

◆世宗、扶安林氏のイム・シヒョン選手を広報

世宗(セジョン)はパリ五輪女子アーチェリー3冠になったイム・シヒョン選手を広報している。世宗市はかつて扶安林氏(ブアン・イムシ)集成村だったが、イム・シヒョン選手が扶安林氏の子孫という理由からだ。扶安林氏は世宗市が建設されながら散らばった。イム・シヒョン選手の祖父イム・ソクス氏は若い頃、過去の燕岐郡(ヨンギグン)に居住していたが、イム・シヒョン選手の父が3歳の頃に江陵(カンヌン)に移ったという。イム・シヒョン選手は江陵ノアム小学校の頃からアーチェリーを始めた。

婚家が扶安林氏のイ・ギスン元女性家族部次官はフェイスブックに「イム・シヒョン選手は大韓民国の宝だが、世宗扶安林氏の子孫でもあり誇りに思う」とし「高麗時代に耽羅で優れた弓の腕前で倭寇を相手に輝かしい戦果をおさめたという林蘭秀(イム・ナンス)将軍の子孫というのが偶然でなかったようだ」と投稿した。

リュ・ジェファ国民の力世宗甲党協委員長はイム・シヒョン選手の金メダル獲得を祝う横断幕を世宗市内に複数の場所に設置した。

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    韓国、パリ五輪選手の活躍で国際大会誘致へ…地方自治体が準備

    2024.08.06 15:55
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    5日、大邱国際射撃場の施設を改善するために現場を視察した金善照(キム・ソンジョ)大邱市行政副市長 [写真 大邱市]
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