「アジア戦争」起きたわけでもないのに…韓日台の証券市場、最悪の大暴落(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.06 07:18
40代の会社員ハさんは「8月が始まったと思ったら『ブラックフライデー』(2日)に続く『ブラックマンデー』(5日)で投資金数千万ウォンを2日間で失った。韓半島(朝鮮戦争)で戦争が起きたわけでもないのにこのように虚しく損失を出すとやはり韓国株式市場には投資するべきではないという思い」と話した。
リセッションの懸念が韓国の株式市場を強打した。5日の韓国総合株価指数(KOSPI)は前営業日より8.77%下落した2441.55で取引を終えた。1日の下落率としては2001年9月12日の12.02%に続く5番目、指数の下げ幅は234.64ポイントで過去最大だ。まさに韓国証券市場は「最悪の1日」を過ごした。午前中にKOSPI市場とKOSDAQ市場にサイドカーが発動され、午後には両市場にサーキットブレーカーが発動された。KOSPI市場のサーキットブレーカーは1998年の導入から6回目、KOSDAQは2001年10月から10回目だ。代表株であるサムスン電子は前営業日から10.3%下落し7万1400ウォンで取引を終えた。この日KOSPIの時価総額は約192兆ウォン、KOSDAQの時価総額は約43兆ウォンが蒸発した。1日で韓国証券市場から235兆ウォンが消えた格好だ。