「ブルダック麺、危険ではない」…デンマークのリコール撤回を引き出した韓国食品当局の「規制外交」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.23 10:31
辛すぎるという理由でデンマークで回収(リコール)事態となったKフードがある。それが「ブルダック炒め麺」だ。ところがこの商品はわずか1カ月で販売再開にこぎつけ復活した。その秘訣は鍋・器に残っているソースだった。韓国政府が料理・食事の過程で辛さが減る点を集中的に攻略し、ブルダック炒め麺に対するデンマーク側の規制を解いたことが分かった。
22日、韓国政府・食品業界によると、先月11日にデンマーク獣医・食品庁(DVFA)が韓国製ブルダック炒め麺3商品に対する回収決定を下した。カプサイシン(辛さを出す成分)含有量が高く、これを摂取した消費者が急性中毒に陥る危険があるというのが理由だった。危害評価報告書には「辛さチャレンジ」の用途で食べれば健康を害することがあるという懸念が含まれていた。世界的人気を呼んでいるブルダック炒め麺にこのような決定を下した国はデンマークが初めてだった。