中国叩くバイデン氏、台湾叩くトランプ氏…半導体株が急落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.19 15:15
人工知能(AI)ブームに資金が集まって熱くなっていた半導体市場に冷たい風が吹いている。バイデン政権と米共和党大統領候補のトランプ氏が「半導体貿易障壁」を高めているからだ。17日(現地時間)、米フィラデルフィア半導体指数が約4年ぶりの最大下落幅となり、グローバル半導体代表株エヌビディアの株価も一日で7%急落した。米国の半導体株急落を受け、18日のアジア株式市場も一斉に下落した。
グローバル半導体企業の株価が下落したのは、バイデン政権が対中国貿易制裁をより一層強化する可能性があると伝えられたからだ。ブルームバーグ通信は17日(現地時間)、オランダのASMLや東京エレクトロンが今後も中国に先端半導体技術への接近を許す場合、米国が「最も厳格」な貿易制限措置を取ることもあると報じた。米国の制裁にもかかわらず中国半導体産業が急速に成長する中、米国が中国封鎖網を強化するためオランダ・日本など同盟国にも制裁を強化するよう圧力を加えたと分析される。