朝ロの蜜月に「韓国核武装」噴出…「恐怖の錯覚効果」作用(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.27 09:52
韓米同盟が「タブー」としてきた核武装論の手綱が緩んだ。北朝鮮の高強度挑発などで韓半島(朝鮮半島)の緊張が高まるたびに韓国国内の一部で浮上する急進的論理のように見なされてきた韓国の独自核武装の必要性が、今では韓米両国で公然と話題になっている。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのプーチン大統領の事実上の軍事同盟締結、同盟を軽視するトランプ前大統領の帰還の可能性などが複合的に作用し、いつよりも危機感が高まっているのが背景だ。今はもう「恐怖の核均衡」を通じて自国の安全を守るしかないという切迫感から始まった議論だが、代償を看過した恐怖の錯視効果も作用しているという分析だ。