トランプ氏側近「在韓米軍は中国牽制、韓国核武装の考慮が必要」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.25 14:38
トランプ前大統領が11月の米大統領選挙で勝利すればホワイトハウス国家安全保障補佐官候補に挙がると予想されるエルブリッジ・コルビー元米国防副次官補(戦略・戦力開発担当)が23日(現地時間)、「在韓米軍を中国牽制に活用する代わりに韓国独自の核武装を考慮する必要がある」と述べた。また「韓国がカナダの代わりにG7(主要7カ国)に加入することを支持する」と強調した。
コルビー氏はこの日、ワシントンの自身の事務室で中央日報のインタビューに応じ、「次期米政権の外交・安保政策の最優先課題は中国と軍事的均衡を合わせること」とし、これを支える対韓国外交路線についてこのように明らかにした。また「一体型拡大抑止」を目標にする韓米間の核協議グループ(NCG)運営などを通じて「核の傘」の提供を強化する案については「米国はこれ(核の傘強化)の約束を守れない」と断言した。