23人の命奪った「白い石油」の惨事…バッテリー大国の韓国にマニュアルもない(2)
リチウムは火災発生時に通常の粉末・窒息消火器では消火が難しいが、消防法では金属火災は火災類型に分類されず専用消火器が事実上ないという。消防施設関連法令上、火災は一般火災(A級)、油類火災(B級)、電気火災(C級)などの類型で分類し、消火器具(薬剤)安全技術基準もこの類型により開発するためだ。実際に火災当時の防犯カメラ映像には従業員が一般消火器で消火を試みて失敗した姿が映っていた。
また、出入口側にバッテリー3万5000個を箱ごと積み上げて被害を増やした。従業員は火を避けようと出入口と反対側に走って行って被害に遭った。韓国産業安全保健公団の「水反応性物質の取り扱いと保存に関する技術指針」は、「リチウム金属を分離しされた部屋や建物に保存せよ」と規定しているが法的拘束力はない。