ロシアの攻勢でウクライナ住民1万人避難…ゼレンスキー大統領「五輪休戦はロシアを利するだけ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.20 14:39
ウクライナ第2の都市ハルキウ(ハリコフ)がある北東部ハルキウ州でロシア軍の集中攻勢のためウクライナ住民およそ1万人近くが避難したことが分かった。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア軍がこの地域で10キロ以上進軍したことを認め、西側の支援を訴えた。その一方で、一部で提起された「パリオリンピック(五輪)期間の休戦」提案は拒否した。
ハルキウ州のシネグボフ知事は18日(現地時間)の声明で、現在までハルキウ住民の計9907人が避難したと集計されたと明らかにした。前日晩にもロシア軍の砲撃が続き、3人が死亡、幼稚園の建物が破損するなど民間の被害が相次いだと、知事は伝えた。