多額の累積赤字抱える韓国電力、社長が電気料金引き上げを訴え
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.16 17:09
韓国電力公社の金東喆(キム・ドンチョル)社長は16日、「最小限の電気料金正常化は必要であることを政府当局に懇切に訴えたい」と明らかにした。金社長はこの日の記者懇談会で、「韓国電力の努力だけでは大規模累積赤字をこれ以上耐えることのできない限界に直面した」としてこのように強調した。
韓国電力は連結基準で直近3四半期連続の営業黒字を記録した。1-3月期の営業利益は1兆3000億ウォン(約1493億円)に達する。韓国電力は2021年から昨年まで3年連続で営業赤字を記録し今年は4年ぶりに黒字転換する可能性がある。しかし累積赤字約43兆ウォンを解消するには依然として力不足という哀訴だ。昨年基準で年間利子費用は4兆5000億ウォンに達するからだ。