ソウル、世界トップ3の自動運転車都市に…「2026年に100台以上走る」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.10 15:27
2026年にソウルでは100台以上の自動運転車が運行される。また「応急ドクター都市航空交通(UAM)」は臓器・血液の輸送を経て2030年には患者の搬送もする。アラブ首長国連邦(UAE)を訪問した呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は8日(現地時間)、アブダビ国立展示センターで開催された年次投資会議で「より良い未来都市のためのソウル市の戦略」をテーマに未来交通政策を発表した。
呉市長は基調演説で急成長する自動運転車市場を狙って「ソウルを世界トップ3の自動運転先導都市にする」と述べた。ソウル市によると、来年から世界自動運転車市場は40%以上成長し、2030年ごろには1190兆ウォン(約135兆円)規模になる見込みだ。呉市長はこうした技術革新の影響を大きく受ける対象にソウルの庶民と疎外階層を挙げた。今年を公共交通革新の元年とし、民生最優先先端交通革新戦略を実行するという。呉市長は「未明の清掃勤労者のように必要な方が利用できるように自動運転バスを導入し、公共交通が届かない地域のために運行するなど、2026年までに自動運転自動車100台以上を導入する」と話した。